プレイステーションでヒューマンから発売された推理ADVゲームで「御神楽少女探偵団」「続御神楽少女探偵団」というシリーズがある。後にヒットする「逆転裁判」シリーズにも影響を与えた、独自の推理トリガーシステムの評判が良くて、ファンも少なくなかった。しかし、ヒューマンは会社が倒産してしまった。もう、このシリーズの続編は出ないのだろう・・・と誰もがあきらめかけていた時、ニュースが流れた。なんと、続編の「新御神楽少女探偵団」がエルフから18禁で発売されるとのこと。このニュースに対して賛否両論があった。ただ単純に続編が発売されるだけでもうれしい、エロゲーとはいえども技術力に定評のあるエルフだから期待できる、というのが肯定的な意見の主で、ヒロインの女の子3人のエッチシーンなんて汚らわしい!というのが否定的な意見の主だ。
僕は「御神楽少女探偵団」はリアルタイムでプレイした。ずいぶん前の話なのであまり記憶が定かでないのだが、まあ普通に面白かった記憶がある。でも、ADVゲームとしては同時期の「クロス探偵物語」や「街 - 運命の交差点 -」ほどの感動は無かったのは確かであるが。「続御神楽少女探偵団」は入手困難によりプレイはできなかった。
さて、「新御神楽少女探偵団」である。僕は推理ADVゲームファンである一方、ギャルゲーやエロゲーも好きなので、18禁での発売は大歓迎であった。しかも、僕はエルフというメーカーのファンだったりもする。特に「あしたの雪之丞」「MASARUあしたの雪之丞2」「リフレインブルー」の3作品は本当に良くできていた。
ちなみに、「新御神楽少女探偵団」には前作と前々作も同時収録している。こちらはプレイステーション版のベタ移植であるが、非常にお徳なパッケージだと思う。
というわけでプレイし始めた「新御神楽少女探偵団」をようやくクリアしたので、感想を書こうと思う。ゲームシステムは前作とほぼ同じ感じで、難易度もあまり変わらない。ヒロイン3人の性格も前作を踏襲しているので(時人先生は廃人と化してますが・・・)、シリーズのファンの方もそれほど文句は出ないのではないかと。問題のエッチシーンだが、星(優秀な捜査を行えばもらえるポイント)を使うことによって回避することができるようになっている。逆に、星を使うことによって陵辱シーンを見ることもできる。エッチシーンのいやらしさはさすがエルフ、なかなかだと思った。ヒロイン3人の他にサブキャラクターで女性が登場すれば必ずエッチシーンがちりばめられていた。グラフィックは綺麗。ただ、いかにもエルフという絵なので、エルフが嫌いな人には合わないかも。萌え的な要素は少ない。推理要素はまあ無難に良くできている。シナリオでは、僕は最終章のエンディングにはやられました。びっくりしました。(^-^;) このゲームはエロや暴力などで18禁要素を上手く生かしていると思う。18禁になって御神楽少女探偵団シリーズは一皮剥けたのでは。あと、舞台が満州の大連というところも面白い。それほど政治的な要素は出てこないのだけれども、当時の雰囲気が少しながら味わえる。
あと補足。このゲームにはマニュアルプロテクトというものがかけられていて、途中でマニュアルを参照しないとクリアできない謎が出てくるので、中古などで買うつもりの方は気をつけてください。ただ、攻略法のHPなどを見れば大抵ヒントを書いてあるのだけどね。
エルフ
http://www.elf-game.co.jp/
新・御神楽少女探偵団

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